トイプードルの毛の退色
人間が白髪になるようにトイプードルの毛色も年齢とともに変わってきます。このトイプードルの毛色の変化を一般的に退色と言います。
人間の白髪に関しても、命に別状はないという事でメカニズムが100%解明されているわけではありませんので、当然トイプードルの退色のメカニズムも解明されていません。
トイプードルの退色の時期
人間の場合は一般的に白髪は老化の現象といわれますが、トイプードルの場合は老いたからといって退色がはじまるわけではありません。
トイプードルの退色は1歳が過ぎると兆候があらわれ、2歳から3歳にかけて一気に進み、その後はゆっくりと退色していきます。
我が家のトイプードル、アプリコットの3歳もお尻のあたりはかなり白っぽいです。
トイプードルの退色する毛色
トイプードルで退色しないカラーはホワイトのみです。残りの全てのカラーが退色します。個体差もありますが得に退色が目立つのがレッドやアプリコットと言われています。
トイプードルの退色の受け入れ方
トイプードルの退色は成長の証でもあり、自然な事なのです。もちろん病気でもストレスでもありません。
中には「トイプードルの毛色が変わった。」と購入先にクレームをいれる飼い主さんもおられるようですがどうにもならない事なのです。
トイプードルは生き物なので変化していきますし、「車の塗装がはげた」というのとは話が違います。
我が家では現在ブラックの赤ちゃんがいますが、「この子はどんな色になるのかな。」とむしろ退色することを楽しみにして育てています。退色をマイナスイメージではなく成長として捉えるとますますトイプードルとの生活が充実するのではないでしょうか。